【共働きと専業主婦家庭】子供の学力・性格に違いや悪影響はあるの?

共働きをすると、専業主婦家庭に比べて、子供の学力を伸ばすという点で不利になるのでしょうか?
ちまたでも、「共働きは子供のケアが手薄になるから悪影響がある」などと言われることもあります。
たしかに共働きだと専業主婦の家庭に比べて、子供にかけられる時間がどうしても少なくなってしまうので、子供の学力や性格など、人格形成に悪影響はないのかと不安になるお母さんもいますよね。
あなたも「共働きをすることが子供にとってマイナスにならないか。」と不安に思っていませんか?
結論をいうと、共働きだから、子供に悪影響があるということは一切ありません。
むしろ、母親が働く姿を子供に見せることで子供にとってプラスなことがたくさんあります。
子供にとっては、幼少期にいくら日中長時間預けられていたとしても、一番子供の人格形成や価値観に影響を与えるのは親であることは確か。
今回は、子供はどんな環境でも、その中で柔軟にやっていけるものですが、働いているために子供に弊害はないのか、親として気になる点について考えていきましょう。
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参考:【共働き家庭の子育てと残業】共働き主婦の時間管理と働き方について
もくじ
共働きをすると専業主婦家庭と比較して子供に悪影響があるのか?
共働きをすると、専業主婦家庭よりもどうしても子供と過ごす時間が限られてしまいます。
でも共働きが必ずしも子供にとって悪い影響があるわけではありません。共働きと専業主婦家庭で、子供に与える影響について、その違いを見て行きましょう。
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家族のコミュニケーション
共働き主婦のお母さんはたいてい一日中、やることに追われて忙しく、子育てに割く時間に余裕がありませんよね。
時間がないというだけで気持ち的にも余裕がなくなりがち。専業主婦よりも、イライラしたり気持ちに余裕がなくなりやすいということがあるかもしれません。
母親だって人間ですから、いつも穏やかでいるのは難しいでしょう。
でも、いつもイライラして怒りっぽくなっていると、子供が気を使って言いたいことを言えなくなってしまいます。
子供に気を遣わせたり我慢をさせすぎないように、夫婦でのコミュニケーションももちろん、家庭内で出来る限り家族の時間を作る、会話をしたり、目を合わせることを意識しましょう。
「あなたのことを気にかけているよ。」と愛情を与えることを大切にしてください。
子供にとって「愛されている。」という実感を持てることが一番の幸せです。
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参考:共働きの子供への影響は?寂しいと愛情不足で不安定になる本当の原因とは?
学力
子供に取れる時間が少なくなってしまうのは、子供の勉強を丁寧に見たり、子供と会話する時間を持つという点では共働き家庭は不利になります。
でも、学力を育てるための子育てで大切なことは、主体的に物事を考えて成し遂げるという自発性を養うこと。
大切なのは一緒にいる時間よりも、親がどれだけ子供と真剣に向き合って、自分自身も勤勉に生きているかを見せることなんですよね。
大人になっても本を読んだりいつも学ぼうとする姿勢で生きていると、おのずと子供も向学心が強く、勤勉な子供になるのは当然でしょう。
親が学び続けることを見せるという面で、共働きは有利なのです。
時間が取れない分、子供に小さいうちから、自ら学ぶことを楽しいということを伝えることが大切。
親から強制的に勉強しなさいと言っても、子供自身が「学びたい。」「学ぶことが楽しい。」と思えていなければ、絶対に学力は伸びません。
時間が取れないとい点で、共働き家庭は圧倒的に不利ですが、実際に共働きでも子供が東大に入っている家庭もあるということは、一概に受験に不利とは言えないことがわかりますよね。
参考:共働きしながらの子育てを辞めたい!辞めて後悔しないために確認すべき3つのこと
自立心
共働き家庭の子供の場合、小さいうちから長時間保育園や幼稚園に預けられているので、自立心が早いうちから育ちます。
寂しい思いをさせていないかな、と心配しているお母さんも多いでしょうが、子供は思っているよりも柔軟に環境に適応してたくましくやっていけるもの。
時間や手間はもっとかけてあげたくても、愛情を持って接していれば大丈夫。安心して下さいね。
専業主婦家庭でも、時間に余裕がある分子供に手をかけられますが、あれもこれも手を出すのは、子供の成長を妨げます。
手を出したいところをぐっと我慢して、見守ることが子供の自立心を育てるのです。
参考:共働きは専業主婦より幸せ?兼業主婦で子供も幸せになるたったひとつの心がけ
勤労意欲
子供は親の背中を見て育つもの。お母さんが働いている家庭では、特に女の子は自分も働くんだと強く思う傾向が強いそう。
親がやっていることを当たり前に感じるので、同性だとなおさら自分の将来のイメージも親と一致しやすいのでしょうね。
専業主婦家庭でも、旦那さんが働いている姿を子供に見せれば、男の子は特に、社会で働くことに意識を高く持つでしょう。
共働き家庭の場合、子供の勤労意欲は明らかに高いというメリットがあります。
参考:年収500万のワーキングマザーでも。辞めるか時短か検討すべき3つのタイミング
子供の力を伸ばすのに働き方は関係ない
結論としては、共働きだからという理由で子供に悪影響はありません。
子供の将来を左右するのは働いているかどうかではなく、どれだけ家庭で子供が自分の才能を最大限に発揮して自立出来る教育が出来るか。家庭教育の在り方が重要なカギを握っています。
ハーバード・ビジネススクールの行った研究では、共働きの両親のもとで育った子供の方が、兄弟の面倒を見る時間が長くなり、さらに学校に通って教育を受ける年数も長くなるそう。
そして、将来良い仕事に就く割合が高くなるということが分かっているので、収入と就学という面で、共働きはむしろメリットがあると言えるでしょう。
参考:【共働きと専業主婦】どちらが得?②あなたが幸せになる選択は?
子育ての成功とは本当の意味での学力をつけること
そもそも子育ての成功とは、学力を高めるとは、どういうことなのでしょうか?
- 勉強が出来る
- 自発的に課題を見つけて解決できる
- 自分の好きなことを見つけて最後までやり抜ける力
学力とは勉強が出来るだけでなく、こういったものを持って強く生きていける力の事。
そして、子育ての成功とはこの本当の意味での学力をつけてしっかり自分の足で生きていけること、つまりお金を稼いで食べていけることなのです。
自分の頭で考え、決断をして責任を持って行動できること。これが出来る大人に育てることが子育ての最終ゴールでしょう。
参考:ワーキングマザーの正社員割合と就業率の推移。これからの女性の5つの生き方とは
子供に良い影響を与えるためには?
では専業主婦のように、子育てに時間をたくさん取れない共働き主婦は、どういう点に気をつければ、先に述べたような強く生きていける子供になるのでしょうか。
子供の本来持っている力を育て、社会で自分を活かして強くたくましく生きていける大人にするために意識することを挙げていきます。
参考:ワーママ必読!働くママが疲れがとれないと限界を感じたときに試すべき5つの事
子供が甘えてきたらちゃんと受け止めてあげる
子供からくっついてきたり、「お母さん大好き」などと言ってきたときに、ハイハイと受け流してはいけません。「ありがとう!お母さんも大好きだよ~。」とオーバーなくらい愛を受け止めて応えてあげましょう。
自分は愛されていると強く感じながら育った子供は自分に肯定的で、情緒が安定した人間になりやすいと言われています。
そういう子はしっかり愛情を貰った分、自分も他人にも愛情を注げる大人になるんですよね。ですから、日々忙しくてついそっけなく返してしまいがちなひとつひとつの子供の反応に対しては、意識して愛情深く応えてあげましょう。^^
参考:年収500万のワーキングマザーでも。辞めるか時短か検討すべき3つのタイミング
子供を否定しない
子供の気持ちに配慮して接してあげるのがとても大切なことです。話を聞くときでも子供の主張を頭ごなしに否定しないように気をつけましょう。
まず子供の言葉をよく聞いたり、子供の行動の奥にある気持ちを理解してあげる、それから間違っていることがあれば教えてあげるべきです。
たとえば、あなたの子供がよかれと思って、自分よりも小さなお友達の手を引っ張って一緒に遊ぼうとしたら、驚いて泣いてしまった。
そんなときは子供に対して、「可愛いから遊びたかったんだよね。」と一旦子供の悪気ない気持ちを肯定してあげてから、「でもお友達は急に引っ張られてびっくりしたみたいだよ。」と伝えてみる。こんな感じです。
自分は受け入れられていると感じると、子供は心から安心して情緒の安定した自信のある子供に育ちますからね。間違っても「ダメよあなたは。」「なにやっているの。」と子供の行動、子供自身を否定するような言い方をしないように気をつけましょう。
参考:ワーキングマザーが仕事を辞めてよかったこと。辞めたい理由と後悔しない選択とは
親自身が感情を安定させる
仕事で疲れていたり、時間や気持ちに余裕がないとついイラっとして子供にきつく当たってしまったり、必要以上に怒ってしまったりするでしょう。
私自身は専業主婦家庭で育ちましたが、小さいうちは専業主婦の母親でさえいつもイライラしているなぁと子供ながらに感じていました。笑
まして、働きながら子育てをしていたらもっと気持ちに余裕がなくなるはず。怒りのメーターが振り切る前に自分を抑えられるのがベストですが、つい怒りすぎてしまったと感じた時は、きちんと言葉で子供に「ごめんね、ちょっと言い過ぎたわ。」と伝えれば大丈夫です。
いざ完璧に実践するのは難しいのですが、毎日忙しくて大変であっても、お母さんがいつも笑顔で気持が安定しているだけで、子供も安心していられるということを覚えておきましょう。
参考:ワーキングマザーの平均年収!働くママの年収はいくら?正社員ママを諦めてフリーランスになろう
子供とのスキンシップを大切にする
産まれてから人生で、スキンシップの時間が多い子供ほど、情緒が安定し、感受性が豊かに育つと言われています。
これは、肌の接触があると、脳細胞が発達し、子供のうちに神経細胞がたくさん作られるからなのだそう。
ですから、小さいころから積極的に、子供をハグする、キスする手を繋ぐ、などのスキンシップを日常的に意識して行い、子供の心に栄養をたっぷり注いであげましょう。
接している時間よりも、愛情深く接する時間が毎日あれば、子供は親の愛情を一身に受けて、成長できます。
愛情をたっぷりもらった子供ほど、自立心が強く、精神的にも強い人間に育ちます。自分という存在を、受け止めてもらえる場所があるという安心感が、子供を強くするのです。
「お母さんは仕事で忙しいんだから。」と子供に自立を促すよりも、「今日も保育園で一人で偉かったね。」と子供を思いっきり抱きしめてあげたり、「上手に絵を描けているね。」と頭を撫でてあげるなど、子供の気持ちに共感してスキンシップをたくさんしてあげてください。^^
参考:ワーキングマザーがもう限界と悩み疲れがとれず辛い時!うつにならない6つのコツ
多くの人と関わらせる
アメリカのデューク大学の研究チームが、幼稚園児に行った調査で幼少期のコミュニケーション能力と、25歳になってからの人間性に深いつながりがあることがわかっています。
子供の時から協調性があり、人間関係のトラブルを自分で解決できる場合、大学で優秀な成績を修めたり、安定した仕事につく割合が高いそう。
一方で、他人付き合いが苦手だった子供は、非行に走ったり、犯罪を犯したり、低収入で安定した仕事に就けていない割合が高くなるということが分かりました。
このことから、子供を強く世の中で生きていける人間にするためには、小さいころから色んな人に関わらせるように意識し、人間関係を円滑にする術を体得させておくことが大切です。
参考:ワーキングマザーがもう限界、辛い理由TOP3!辞めたいときに乗り切るコツ
子供に強く期待する
カリフォルニア大学の研究によると、親からあなたは出来るよ、あなたは大丈夫と期待されていた子供ほど、将来成績が優秀で、収入の高い仕事に就き、安定した暮らしが出来ていることが多いというデータが出ています。
- 褒められると頑張れる
- 期待されると期待に応えようとする
- 出来ると言われ続けると自分は能力があるんだと思い、自信を持つ
といったいい循環が生まれるので、結果的に能力を開花させ、良い人生を送れるようになるのでしょう。
参考:共働きの子供への影響は?愛情不足で不安定になるから本当にかわいそうなのか
良好な夫婦関係を保つ
争いの絶えない家庭で育った子供は、将来性が狭くなってしまうということもわかっています。
片親であっても仲睦まじい家庭で育てば、子供は充実した人生を送れるそう。
また、離婚をしても、その後親権のない父親が母親と対立せずに、子供と敵的に接触があれば、子供は何の問題もなく健全に育つということもわかっています。
参考:共働きの子供への影響は?愛情不足で不安定になるから本当にかわいそうなのか
努力したことを褒めて、結果で評価しない
子供にとって、期待した結果に到達しなっかった=失敗ではなく、成長することが成功であるという概念を植え付けることが大切。
結果が出なかったから、あなたの能力が足りなかったという評価をすることは、子供の才能、意欲をつぶすことになりかねないのです。
「結果が出なくても、成長した。」「また次頑張れば、もっと成長するじゃない。」という親からの声掛けが、子供が挫折を恐れず、次々と新しいことに挑戦する意欲を刺激します。
参考:家でできる仕事と有利な資格!主婦の副業在宅ワークにおすすめの資格9選
親が共働きである
ハーバードビジネススクールの研究で、両親が共働きの家庭、特に母親が仕事をしている方が、子供の学力や収入が高くなる傾向が強いということがわかっています。
どちらかが経済的、精神的に依存しているよりも、両方が自分の役割を果たし、協力し合っているという姿を見ながら育つことで、性への差別や先入観が少ない自立心の強い大人に成長するのです。
参考:共働き家庭の子育てと残業!主婦が辛い、無理と悩むワンオペ育児の問題と子供への影響
親が罪悪感を持っていることが何よりも子供に悪影響がある
共働きが子供に与える影響を心配して、仕事を続けるべきか、辞めるべきか、悩んでいるあなたに一番伝えたいのは、あなたが子供に負い目を感じずに働くことが一番重要だということ。
親が真剣に働き、仕事も子育ても楽しみながら生きている姿勢を見せることが出来れば、そんな親を見て、子供も「あんな大人になりたい。」と思うはず。
そして、学力を伸ばしてあげたいと思うのなら、良いと思う絵本を部屋に買いそろえておいたり、短い時間でも子供に読み聞かせてあげることです。
子供と過ごせない時間に罪悪感を感じるのではなく、子供と過ごす時間をいかに濃密な時間にし、一緒にいられる時間に信頼関係と絆を作れれば、子供の脳の成長にはとても良い影響があるそう。
「子供にどうなって欲しいのか。」をあなた自身が背中で示し、短い時間でも子供に愛情と安心感を与えようと思う子育てを意識しましょう。^^
参考:共働きしながらの子育てを辞めたい!辞めて後悔しないために確認すべき3つのこと
まとめ
共働きであっても、専業主婦に比べて、子育てに割ける時間が少ないことで生じる弊害は気にすることはありません。
むしろ、将来の子供のキャリアについていえば共働きの方が子供の意識を高く持たせる効果が期待できるのでメリットがあります。
学力をつけるためには、親が愛情深く常日頃から接することが第一。進学校にお金をかけて行かせるのもいいですが、まず大前提として親が子供になってほしい姿を目指すということが大切。
愛情をたっぷり注ぎ、常に成長しようと思いながら生きている姿を見せられれば、子供は自然と立派に育つでしょう。^^
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