「過去」と「現在」から学び「未来」を創る。大きな成果を出す人の共通点

ふだんはほとんどテレビを観ない私ですが、今朝は台風情報を見るためにめずらしくテレビを観てみたところ、ちょうどノーベル科学賞を受賞した吉野さんのニュースがずっと流れていました。
71歳なんてもはや定年をはるかに越えた年齢ですが、それでも精神的にもとてもタフな方だそう。
吉野さんには『過去の事例』に重きを置きながら、過去と現代をつなげて未来を描けとよく言われた。と身近で一緒に研究をしてきたと弟子(?)だったという男性が話していました。
ビジネスでもスポーツでも棋士でも芸術でも、大きな成果を手にして初めて周りの人や世間からやっぱりすごいと一目置かれますが、そういった人たちの話を聞いていると、必ず共通点があると感じます。
それはやっぱり自分が上手く行くことをどこまでも信じていたということかなと。
研究でもビジネスでも、やはり上手く行く人は、過去と未来は切り離して考える=これから未来は創るものだという『未来志向』で生きていると感じます。
どれだけそれまでの人生が主観的に見てボロボロだとか、パッとしないことばかりだったとしても、これから先もそのままだとは限らないし、
過去の経験を現在の自分を作っている原因と捉えて、これから来る未来をどうしていきたいのか?を考えて動き、より良い方向に進むように活かしていけるかどうかで未来は過去からの延長線上ではなくなるのだと思います。
お隣さんもみな兄弟、笑
話は変りますが、たとえばモーッと鳴いている牛と私たち人間では遺伝子的に80%も同じらしく、ねずみとは、タンパク質コード遺伝子については85%、ネコのアビシニアンという遺伝子はなんと90%も人とタンパク質コードが同じだとのこと。
そして、動物園で出会うとどうにも他人とは思えない面持ちのチンパンジーになると、笑。96%も人間と変わらないらしいです。
そしてなんとなんと、私たち人類同士では、99.9%も遺伝子的には同じです。(みんな類友、笑)
ということは、電車でお隣に座った方も、笑。偉人伝に載っているエジソンや坂本龍馬も、ノーベル賞を取った吉田さんもみんな持って生まれた才能には大差がなくて、
あの人は生まれがどうとか才能がどうとかピーピー言うのはお門違いなわけで。笑
(ちなみに、バナナと人間は60%同じだそう、笑)
そもそも私たちはみんな生まれ持った能力なんて似たり寄ったりなので、諦めるのに都合がいい理由を思い浮かべて断念するのはもったいないということ。
『私も同じ人間なんだから、私にもできる』と果敢に挑戦しようと努力を積み重ね始めた途端にそこらの有象無象はごぼう抜きできてしまうくらい、笑
もともとのスタート時点はほぼ変わらないということですね。
未来を見据えて今を全力でやる
このたびノーベル化学賞を受賞した吉田さんの発明したリチウムイオン電池のおかげで、今の携帯電話はあそこまで軽くコンパクトに出来たそうで、スマホを持っていない人は珍しいくらいの今の時代、この世のすべての人の役に立っているとも言えるくらいの大発明ですよね。
これももともとはビデオカメラの電池を開発しようというところからはじまったとかで、結局今目の前にある研究を追求していった結果当時からしたら未来である現代の時代に合った需要があるもの(スマホの電池)に繋がっていったということだと思います。
次元は違いますが、私個人のこれまでの人生を考えてみても、今目の前の将来不安をなんとかしたいというだけで不動産投資から始めて真剣に転売ビジネスにも取り組んでいった結果、
成果は出たけれど、転売ビジネス以外にも自分がやりたいことをやってみたいと思えるようになって、情報発信なんて私には無縁だと思っていたのにやってみたらもっと面白くて、
そもそもビジネスを通して自分の価値を高めるために頑張ること自体が楽しい。
もっと誰かの役に立ちながら自分の手でお金を稼ぐことを自分のライフワークにしたいし、人生って成長を求める気持ちがあれば永久に楽しめるなー。
とワクワク、ドキドキ、ハラハラ・・笑。思ってもいなかった方向に進むことができました。
緩急をつけるのがキモ
そして、ここまで私が続けてこられた理由は、固すぎず柔らかすぎず続けること。
・・これは、吉田さんが仰っていたことですが、笑(丸パクリ、笑)
当初私自身がはたから見たらアホみたいにパソコンにかじりついてビジネスを続けてこられたのは、もちろんお金だけでした。(ひどい落差、笑)
でも、そのまま一所懸命転売ビジネスも情報発信ビジネスもやっていくにつれて、そもそも頑張る目的がお金だけでは長続きしなくて、ある程度の結果を出すまでも出してから継続するためにも、その頑張る過程に喜びとか達成感とかを感じる気持ちが湧かなければ行き詰ってしまうなこれは、と気付いたわけです。
(つらくても生活のため・・とずっと仕事を頑張るのはつらいだけだな、と)
で、同じくビジネスを頑張る仲間に出会ったり、はるかに大きな成果を出している人たちに関わる中で、稼いでいる金額とか稼げた先で旅行に行くとか買い物をすることもさることながら、
今一生懸命になれることに出会えて、それに取り組むこと自体を楽しめる人間になることが、すぐに幸せになるコツだし、生きている喜びであり仕事をする意義だと感じるようになりました。
やって心地よい事を仕事にする幸せ
たとえば、料理が大好きで料理研究家として活躍してお金を稼いでその仕事で生活ができている人は、めちゃくちゃ幸せな人だと思いますし、
英語が好きで、日本で英会話を教えて生活が出来ていたらこれまた幸せ。
そんなふうに、自分がもともとやっていて心地がよいことをそのままビジネスに繋げるなんて夢のまた夢・・。
と思われていたかつての時代とは違い、今は自分がやりたいことを求めている人がいる=社会的価値あるものに磨いていくことで、十分ビジネスを作って自分の力でお金を稼いでいる人が続々と増えています。
もちろんすべての人にそれが100%実現できるのかと詰め寄られたら・・私はハイとは言えませんが・・『本気でやろうと思えば、きっと誰にでも出来る』と思っています。
私はビジネスに取り組むことで人間自体が変わりましたし、自分の視野も視座も価値観も変えてくれて、臨死体験ならぬ臨生体験(笑)ができました。笑
「あー私生きているな」と。
褒められなくても続けられるか?
ノーベル賞やオリンピックでもプロ野球でもプロ棋士の世界でも、賞をとったり客観的な成果を成しえたときに、世間ではもてはやされますが、
他人に評価されるまでそういう人たちがやり続けてきたのは、とにかく自分の中にある『情熱』が消えなかったからだと思うんですよね。
やっていること自体が楽しいから、このまま努力が報われる結果を出したいし、(きっと出ると信じて頑張れるし)
結果が出る前でも今この活動をしていること自体が喜びで楽しみでワクワクするから。
この気持ちがあることがものごとを成し遂げるための大前提だと思います。
私もビジネスに取り組みながらこの成功に繋がる本質に気付いてから、ますますビジネスって面白いし楽しいし、人生を通してやっていきたい。と思えるようになりました。
「やらなきゃ」じゃなくて「やりたい」
成功者=経済的自由を手にした人、あるいは「お金」も「時間」も自由な人というイメージですが、ぶっ飛んだ成果を出している人達ほど、誰よりも勉強し続けて多くの時間を”遊び”ではなくて”仕事”に割いていて、むしろ仕事が遊びみたいに感じていますよね。
これはお金のためだけ以上に、やっているのが楽しいからむしろどこまでも頑張りたいという感覚なのだと思います。
先日お話した機会があった不動産投資のプロの方も(自分がやっている不動産投資の出口戦略を考えているのが)「とーにかく面白いんだ」と言っているのを聞いた瞬間に「あーやっぱり」と思ったのですが、
先日ZOZOの社長を退任した前沢さんでもホリエモンでも与沢翼さんでも。圧倒的少数派である結果を
出している人たちが同じように言っているのは、「楽しいと思えたことをずっとやり続けているだけ」ということだなぁと。
結局上手くかないうちから楽しい、面白い!と思えてアドレナリンがドバーっと出るようになるほど、何かを貪欲に頑張れるか。これを実践です。
最後は笑顔。挫折をしても笑いに変えてしまう。
今回話題に出した吉田さんのこの言葉に込められたご自身の研究に対する姿勢がとっても素敵だなーと思いました。
泣いても笑ってもどうせ最後は死んでしまうわけですからね。(まだまだ死ねない、笑)
失敗してもなかなか思うように成果が出なくても、「生きていればまだまだ挑戦できる」と思えるポジティブさを忘れずにいたいなーと思った次第です。